いつも心に太陽を持て。(2023.2.1)

世界の神々を概観すると、太陽神が最上位の神である場合が多い。

そして、我が国は、いつしか日出ずる国と呼ばれ、また、同じような由来の地名は世界各地にもある。

心を安定させるホルモンの分泌も陽光に当たることで増える。

縁側の陽だまりは、懐かしい風景。

日の出を見つめると、自然に手を合わせたくもなる。

生きていれば、漆黒の闇の中に突き落とされた気分になる時もある。

なぜ、私だけが・・・。多分、今夜も震えている人がどこかには必ずいるだろう。

明日の太陽の光が眩しすぎて。そんなことを考えたら、いっそ、夜が明けないほうが良い。

そんなことを、思うこともあるだろうが、

明けない夜がないことも事実なのだ。

だから、やはり、いつでも、心に太陽を。

確信のない大丈夫を、私は常に君に言おう。


ドイツの詩人、ツェーザル・フライシュレンの名詩・心に太陽を持て。(山本有三訳)

心に太陽を持て。

あらしが ふこうと、

ふぶきが こようと、

天には黒くも、

地には争いが絶えなかろうと、

いつも、心に太陽を持て。

くちびるに歌を持て、

軽く、ほがらかに。

自分のつとめ、

自分のくらしに、

よしや苦労が絶えなかろうと、

いつも、くちびるに歌を持て。

苦しんでいる人、

なやんでいる人には、

こう、はげましてやろう。

勇気を失うな。

くちびるに歌を持て。

心に太陽を持て。


複雑な世の中で、ド直球なこの詩が、それほどの人の心を打つかはわからないが、

複雑な時代だからこそ、シンプルなものに真の魂が宿るものである。

深呼吸をして、全てを脱いで、心身、裸になれば良し。

いなべ市議会議員 篠原史紀 しのはらふみのり WEB

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