桑名 いなべのたから。
2011年に私が編集、取材した大型書籍である。
桑名、東員町、いなべ市の祭り、文化財、寺社を網羅した書籍である。監修には、地元の郷土史家の先生方をお願いした。
いなべ市関係の郷土史本は数冊編集を担当し、その度に現地に足を運んだ。員弁郡5町史、員弁郡誌も何度読んだだろうか?書籍レベルでの郷土史の知識には、いなべの生え抜きの方より幾分、自信があるが、まちを実際歩くと、何だこれは?という発見がある。一ノ坂の石仏群と五輪塔郡。奥津城と賀毛神社がかなり影響していると思われ、神仏融合時代の流れからか?と思われるが、かなり、神秘的な歴史が埋もれているように思われる。
治田鉱山と桑名藩の歴史、関ヶ原の戦いからの流れ、六角など近江との関係性などなど、言い伝え含め、地域資源が確実に埋もれている。
歴史や文化は、その土地の記憶がベースで、風俗、生活様式に集約されるものである。地域を考える場合、学校で教えられる豪族や藩、国など支配階級の歴史大局はあまり関係がない。庶民の暮らしや生活の変遷をあぶり出さねばならない。
それが、人の思考や動きを縛ってしまうやもしれないベースでもある。
地域性というのは確実にあり、まず、それを知り、何が足りないのかを考えることも大切。
政治に関係のない話に聞こえるが、私は、いなべ市の特性、つまり、良い部分は残し高め、また、時代にそぐわない部分は改善したいと考えている。
多分、これは、外部からの移住者しかできないことかもしれない。
また、生え抜きの方と移住者の仲介役になりたい。
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