グリーンクリエイティブのコンセプトは悪くないが、コンテキストが悪い。あまりに横文字が並ぶ抽象性。バブル時代のトレンド誌のエッセイのような文体に閉口する。私はある程度の文章は、すぐに読むが、あの文章は正直、読む気がしない。
伝えようとしない、作文の悪い例である。コンサルが悪い!
山口の集落から雲が麓を走る美しい風景。思わず息を飲む。山口は、水飲むせせらぎが絶え間ない集落。古老に聞けば、先祖が山から水を引き、集落中を回遊していると。
籾を焼いて炭化させている農家の方と話す。炭化した籾を畑に撒き、すき込むのだ。殺菌作用があり、野菜を病害虫から守るのだと。何とは無しに、玉垣城の話となる。山口のサンクチュアリィの西の林に土塁のみ残る玉垣城は、藤田氏が居城した中世城館である。梅山家は、藤田氏の家老で、集落の西、冷川近くに居城していた。古田氏は、後に松阪城主となり、関ヶ原の戦いで活躍するが、山口の集落を2000もの軍勢が通ったという。藤原氏は、織田信長に城を焼かれ落とされた。いなべの寺はことごとく焼かれた。
山口には古いものが残っていないという。明治に大火があり、ほとんどの家が灰燼と化した。
気になること。空き家が多い。荒れ果てた家も見かける。
お気に入りのランチスポットは、いなかや 十余布陶(イナカヤトヨフト)。初めて入り通うが、手作り感あるランチが美味い。店には様々な書籍、活動やイベントのビラなどが置いてあり情報の発信基地となっている。オルタナティブ系には特におすすめだ。
山口百恵さんの大ファンのスタッフさんがいて、三浦祐太のアルバムをパワープレイ。百恵ファンの私は大ハマりした。
やはり、ついなべ市の飲食店はどの店も良いです。今のままで全くよいので、しっかりPRしてあげたいものである。
コーヒーは注文を受けてからのミル挽き。苦味は浅くスッキリしたブレンド。これだけの店がランチ時に暇してるのは、明らかにPR不足。店のオーナーさんもそれは認めていらした。実にもったいない。
さあ、本郷から市場へ。川合、瀬木、鼎、山田、上相場。治田、阿下喜。どのくらい、回れるか。
巡礼やお遍路のような心持ちとなる。
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