いなべ市とは何か①（2023.1.23）

最近、我がいなべ市について、考える。
いなべ市とは、一体、何か？
私たちは、いなべ市を、どう紹介できるか？
何をアピールとするか。
暫く、このテーマで思考を巡らしたいと考える。

最近、関西方面へ行くことが多くなった。
北陸へ行く時に覚えたのだが、いなべ市から滋賀県の米原市まで移動し、JR米原駅から電車に乗ることが普通となる。
普通電車を使っても京都まで1時間、1時間39分で新大阪。
新幹線（こだま）を使えば、33分で新大阪である。
ちなみに、特急（しらさぎ）で金沢まで、1時間55分。
米原まで、車で約1時間をどう考えるかだが、
関西や北陸も、このくらいの時間でアクセスできる。
名古屋、東京は説明するまでもなく、
セントレアや小牧空港のLCCを使えば、九州、北海道、沖縄に関しても言うまでもない。

さて、こうした地理的な立地を、あなたならどう考えるかだ。

関西の入口（国道365号）に何があり、何が足りないか？
どうすれば、地の利を活かすことができるか？
どこに何を配信すれば良いのか？

意外に、そうした視点を有した者には、今まで出会ったことが少ない。

いなべ市内には、全国から嫁いで来たり、転勤できたり、移住してきた人も少なくなく、そうした方々は、少なくても、いなべ市を俯瞰で考えることができるはずでもある。

しかし、一方、点でしかみられない方。自分のライフスタイルでしか考えられない方も多いのは、こうした田舎では仕方ないこと。また、そうした考えが、このまちでは多数であり、多数がゆえに、本来の可能性を見誤る。親鸞上人や蓮如上人が訪れたルートを考えてほしい。都や近江から伊勢を目指したルートを考えてほしい。中山道との接点。東西軍が戦った関ヶ原の地理的な位置付け。市内に残る無数の中世城館（城跡）は何のためにあったのか。

今日、ある方から聴いいたのが、梅林公園に新設された犬連れで泊まれるキャンプ場で行われるマルシェの話。

犬好きの間で広まり、数千人がマルシェに参加しているという事実をどのくらいの人が知っているか。

また、立田地区は、全体の人口は減少はしているが、3分の2が移住者で占めている。

山口のサンクチュアリは西日本で人気が高い釣り場である。

自分が見えているものが、まちの全て（事実）、ではない。