若手・後続が成長するための場づくりをしたい。

やり甲斐とは何か?
私は、巡り巡っても、自身の成長への実感だと思ってきました。


人は、なんでも0から始める。
0から始める、それがおもしろい。楽しい。
そう思うことができた裏側には、必ず、自分がこんなことができるようになったという成長への満足感や自負心が伴うものだ。


人は褒めるだけではだめ。褒めることは、モチベーションを上げる手段にすぎない。
褒められれば、その時はなんとなく気分がよくなるが、それはあくまで他者からの視点だから、客観から見て、自分はそう見えるのかな・・・ぐらいの参考意見にはなっても、本来の自信や自負心にはなりえない。また、褒められること自体に依存作用がある。


褒めた後に、必ず、その人が自分自身の優れた部分を体験・実感できる場や機会をつくらねばいけない。

その実感が、成長へ向かわせるのである。


年配者が後続に与えられる場は、そうした成長の場しかない。それ以外にはない。そう考えている。


若い人が成長できない場にいる、成長を実感できない場にいるなら、まず、そこを去ることをお勧めする。


人生はあなたのもの。

本人が成長を実感できる場に移らねば、貴重な時間を人のため(他者だけが満足するため)だけに使うという、最も空虚で無意味な時間となってしまう。何度も言いたい。


人生はあなたのものだ。


教える、教えられることは、本当に尊い場で、そうした人や場所を探せるか否かで、人生の質は大いに異なる。だから恩師や師匠がいる人は概して幸せだ。


特に基礎やものの見方などを育むべく若い頃は、視野が狭い分、的確な選択は難しいかもしれないが、そんな時は、フィーリングでよく、単純に自分に合う合わない、本当に心地よい、心地よくないだけで判断すればいい。

また、若い時は、成長段階で、場はどんどんシフトさせてよい。アスリートも成長段階でコーチをどんどん変えていくものだ。


シフトさせて、別の場を求めて、誰かに裏切りだとか言われても、その裏切りは、他者が感じる主観でしかない。大切なのは、自分を裏切らないことなのだ。若いこそ、自分を裏切ってはならない。


自分を下手に裏切ると、最終的には、自信を失い、不安だらけの毎日が待っている。


この先の未来を良いものとしたいのなら、先達は若い方々が成長できる場をつくらねばいけない。それが先達の生きがいとなるのが自然であり健全な姿だ。


いつまでも権力や地位にしがみつくだけの、かっこ悪い大人は、どんなに美辞麗句を言おうが、最後まで自分のことだけを考える者だ。


また、後継を探せないのか、探さないのか。たまに、そんな方も目にする。本気で自分が作り上げたものが大切にできない人だと思う。

いずれ、その人が作り上げたものは、その人がいなくなれば、忘れ去られるだけの運命だ。そのことを理解できないか、悲しくも、伝える能力を持ち合わせていなかったのだろう。


さて、私も、もう良い年だから、後続の成長のことも真剣に考えて行きたい。

もし、私に、伝えらえる能力があるのなら。

いや、そうでなければいけない。
だから、そうした場を創造していきたい。

もちろん、私自身の成長への精進は死ぬまで続ける。
また、私も若い方から、どんどん教えていただきたいと思う。

いなべ市議会議員 篠原史紀 しのはらふみのり WEB

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