人生に不確実性あり。だから絶望はなし。

2017年の初当選の時のお礼の言葉を述べた写真。

この時の映像は、まるで、映画を見ていたかのような幻想の中、時々、白昼夢のように思い出される。

これは、一体、誰なのだ?そうか、私か。

無論、政治家になったことを後悔しているわけでなく、むしろ宿命のように受け入れてはいる。子どもの頃から、世の中に対して意見をいい、国会中継は好きだった。かといい、どうしても政治家!!みたいなリーダーシップ至上主義的な思いは微塵もなかった。これからもそれはないだろう。

いつでも、世の中のどこかに悲しみにむせぶ方々がいる。世界はずっと悲惨だ。

どんなにテクノロジーが進んでも、どんなに物質的な豊かさを手にしても、こぼれ落ちる人はいる。しかも、弱く、素直で、良い方々に多い。

確かに、それが進化やエコシステムの弱肉強食、環境適応性の宿命なのかもしれない。生き残ることは、それなりに理不尽なことのクリアは必須だ。

しかし、私は、人である。人類である。その叡智を信じたいものだ。

同じ思いで頑張っている仲間は世界に多い。それこそが希望だ。

私が政治家になるなんてことは、このマイク姿のほんの数ヶ月前まで、ノープランであり、自分でも考えていなかった。

人生なんていうのは、そんなもの。

もう一つ言うと、生き方なんていうのは、パラレルワールドのように何通も並行して存在している。この道がダメ、嫌になれば、どんどん乗り換えれば良いのだ。我々の存在は、我々自身が縛らない限り自由であり、この国に、この時代に生まれることができた我々こそが、すでに奇跡で、この環境を感謝しながら享受し、風のようにしなやかに生き方を模索すればいい。

不安や迷いも、この自由の中では、考えるための一瞬の間合いに過ぎないのだから。

数は問題ではない。大切なのは、自分の存在をちゃんと認めてくれる人と出会い、その方々とこの道を歩むこと。

みんなの人生が不確実だからこそ、それを含めて認め合えること。

かっこなんか気にしなくていい。

勉強は必要だが、思考と情報という毒に身を委ねるな。

いなべ市議会議員 篠原史紀 しのはらふみのり WEB

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