地域という呪縛から、地球時代へ

明けましておめでとうございます。新しい年を迎え、また、スピリチュアルな世界では、220年ぶりに、新たな時代が到来したと言われれています。

スピリチュアルなことを信じない私ではないですが、近年では未曾有な世界規模のパンデミックのなか、また、資本主義の限界と異常な格差社会のなかで、新たな時代の到来を望み、次の希望に変えてることは何の変哲もないと思います。

そうした中、日本も今までのやり方では通用しない時代がきていることは、経済界では特に当たり前ですが、あまりに、80年代ぐらいの中流意識と日本型のやり方、そして、なかなか脱することができない年功序列的、儒教的な思想の呪縛から解かれることなく、若い方でも、あるポジションを獲得すると保守的で、権威的にもなっております。

新しい時代がきたとは言え、おうおうにして、金銭的に欲望を満たすための「成功」への執着を超えるまでには、当分時間がかかるようです。

経済はとっくにグローバリズムと自由主義の中にありますが、未だに国、都道府県、市町村という範疇でしか政治思考が動かず、フランク革命などない我が国では、ある意味、無意味な右翼、左翼の不毛な戦いや罵り合いが激しく、それが、持たざる者たちのフラストレーションからきているのですから、もう「バトルロワイヤル」そのものです。

これは、ダム建設等の大型公共工事が国等の力で計画される際に起こる民衆の分断の構造と大変、よくにております。

さて、こんな中、いなべ市議会では、今年、改選の年。こうした中、議員を拝命し、三余年を経て思うことは、旧町や自治会(村)単位でに、市民の思考が今でもとらわれている点です。18人しかいない市議会議員がどこの町の在住かなどは、かなりのナンセンスで、おらが町には議員が少ないやらという発想は、何ともおかしいと思いながらの、議員の責任も大きいのではないかと自戒します。

また、私も含めてですが、「前に応援したから次回も応援する」「応援するのは当然である」という意識を、いかに変えていただけるか?いや、市政そのもの、議会や議員の働きそのものを、しっかり見て評価をしていただけたらと思います。無論、尺度は、市民として、住民として、市民の暮らしや福祉の向上のために、しっかり働いたか否かです。


宇宙から見た地球、そして、私たちの祖国、日本。

実際には、見た目の国境などはありません。有限なる星。もっか、この星でしか我々は暮らせない。この有限性だからゆえに、美しさがあり、ひたむきな命が輝くのです。

新たな年、新たな時代。持続可能性を加味して、何をなすべきか?

そうしたことを、今後は、市民の皆様と語り合いたいと強く思います。

いなべ市議会議員 篠原史紀 しのはらふみのり WEB

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