昨年の定例会で、市に新事業の創出のきっかけの場づくりということで、市内に古民家の空き家を活用したコーワキングスペースを作る考えがないかを聞いた。
市からの答弁は「新たにつくることは考えていないが、桐林館のカフェがすでにそうした方向にも向いている」とのことであったと記憶している。
確かに、桐林館のカフェにいけば、様々なフリーランスに出会うこともできる。カフェのカウンターでずっと仕事をしているライターさんもみえる。
まあ、それはそれで良いのだが、私としてはやはり商業の中心地でもあった阿下喜の商店街のなかにほしい。
写真は、昨年、会派で視察へ行った「Coworking & Café yuinowa」。茨城県結城市にある築87年の旧呉服店をリノベーションして誕生したシェアスペースです。レンタルオフィス、コーワキングスペース、カフェまである施設だ。市と商工会議所がリードし、コンサルタントとしてヤフージャパンが協力をしている。
さて、シェアオフィス、コーワキングスペースなど、言葉が氾濫しているので整理したい。
①サテライトオフィス
サテライトオフィスとは、企業または団体の本拠から離れた所に設置されたオフィスのことです。
②シェアオフィス
シェアオフィスとは、自社だけではない複数の利用者がフリーアドレス形式で使用するものです。レンタルオフィスが個別の占有スペースがあるのに対し、シェアオフィスには基本的にはありません。安価で利用でき、仕事場として高い機能を持ちます。
③コーワキングスペース
シェアオフィスと似ているため混同されることがあります。明確な線引きはありませんが、シェアオフィスがどちらかというと作業の場であるのに対し、コワーキングスペースは利用者同士が交流を図り、コミュニティを形成することでビジネスを後押しすることができます。
④レンタルオフィス
サービスオフィスともいい、必要なオフィスの設備が予め用意されており、個室でセキュリティも確保される上、入居したらすぐに仕事ができるのが魅力です。自分で事務所を賃貸する際に生ずる様々なわずらわしい手続きが不要で、高いサービス力が人気です。
友人が、楽読という人気の速読法の阿下喜スクールを12月にオープンした。この速読法の魅力は、また紹介するとして、このスクールは阿下喜の西町の空き家を活用している。ここの2階に数部屋あるので、ここでコーワキングスペースを展開したいと考え、楽読スクールの代表の服部真由美さんと、話を進めている。
私のオフィス、地球デザインは、4月に四日市からこの2階の一室に移転を計画している。
先日、阿下喜の鮮魚店の方にその方が展開しているネット通販の話を聞いた。また、同じく阿下喜地内の老舗料亭の方は、毎日、ブログを更新し集客に成功している。また、阿下喜に住まう方で以前からブログモールの運営をされている方も知っている。先日、麻生田の方でファミリー向けの出張撮影をしているフォトグラファーにも出会った。全国的な知名度があるアーティストもいる。
市内には、きっと、いろんなクリエーターや職人が隠れている。各自が様々な発送の中で、生業を成立させているのだ。
これらの方とコーワキングスペースで交流することで、新しいビジネスを阿下喜を中心に起こせないかと思う。丁度、商工会、桐林館も阿下喜にある。上木食堂、岩田商店とも、ぜひ、連携し、若い方の意見やアイディアを結集もしたい。
まずは、自分たちの手でやって見る。これが何より大切。
本当は、5年前くらいに阿下喜をあつく語る会等が発足当時に、コンサルタントの方に、いなべベイスを作ってほしかった。コミュニティデザインの山崎氏ならそうしただろう。
加えて、どなたかパワーある方。覚王山アパートみたいなものを作ってほしい!!
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