大局からみた優しさを(2023.1.30)

人は点に対して、点の意見を言う場合が多い。
そうした場合、おうおうに感情がはいり、意見なのか感情の爆発なのかわからなくなる。
物事には、点だけで成り立っているものは、ほぼこの世にはない。


多くの物事や人が連鎖的につながり、その仕組みや事象が生まれている。
人から何かを責められた場合、責められながらも心の中で
「でも、実はこんな理由があったのに」
と言いたくなることは、ままあるだろう。
また、その理由を口にしても、相手の感情は収まらず、その理由すら聞かず、なおも感情のみを高ぶらせることも多かろう。


人は、案外、想像力に乏しい。のかもしれない。
だから、なかなか本質を議論できる人が少ないのではなかろうか。


何かを本気で変えたいなら、対処療法的な解決でなく、その大元を議論すべきだ。
しかし、今の瞬間の感情を収めることが優先され、目の前のことが、なんとなく解決(納得)してしまえば、その先のことを議論しなくてはいけないと思う人に、あまり出会ったことがない。


制度やしくみが悪いのか?おかれている環境に問題はないか?
全てがうまくいくための、新しい方法はないのか?


私は、最終的な政治の命題は、様々の課題に対して、本質的なアローチをすることであると考える。それを先延ばしにするため、いつまでも、同じような問題が繰り返し発生する。


また、今の報道は、瞬間的な数字や注目を集めんがため、本質は無視に近く、さらに点をデフォルメして、燃え広がる(炎上)を期待するように報じる。
だから、人の心はますます刹那に、且つ、さらにセンセーショナルなものを求めるようなぅてしまう。
おもしろければいい。そこに、ルールやモラルはあまりない。以前は今よりも正義を感じたが。


物事を俯瞰し、大局で観ること。
それは、多分、優しさの視点。
いろいろな過去の過程を経て、今がある。
時代が進めば、必ず不具合も生じる。
それは、誰かが悪いということではない。

いなべ市議会議員 篠原史紀 しのはらふみのり WEB

ようこそ、いなべ市議会議員 篠原史紀 (しのはらふみのり) のWEBサイトにおこしくださいました。 私はもともとは雑誌などの取材をしているフリーライターで、また、編集者でもあります。議員活動のほか、いなべ市ほか地方を活性化させるため取材や配信活動をして参ります。篠原の活動を応援くださる方は、後援会へのご入会をお願いします。 #いなべ市議会議員 #篠原史紀 #しのはらふみのり #いなべ市議会議員選