年賀状は出せない。

私たち現職の議員が年賀状を出すことは禁止されています。

新年早々に、こんなブログからスタートするのは、いささか興醒めとなりますが、

時節柄なので、あえて、書きたいと思いました。

公職選挙法第百四十七条の二（あいさつ状の禁止）

　公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者（公職にある者を含む。）は、当該選挙区（選挙区がないときは選挙の行われる区域）内にある者に対し、答礼のための自筆によるものを除き、年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これらに類するあいさつ状（電報その他これに類するものを含む。）を出してはならない。

ゆえに、5年前に当選をしてから、年賀状や暑中見舞いは出していません。

中には、それを知らずか、平気で年賀状を出している議員もいます。

また、選挙の告示前に、出陣式の案内を送ること、ネットで告知することも禁止されていますが、SNSで告知している議員をたまに見かけます。

見つかっても警告で済む。だから、知っていてもやる。

そんな候補者もいるようです。

公選法自体がどうかという議論もありますが、グレーゾンについては甘いという事実もいかがかと思います。

寄付行為や差し入れなども当然禁止ですが、祭りやイベントに祝儀を持ち込む方もみえます。また、そうした場合、祝儀や差し入れを持ってこない議員に対して

「あの議員はケチや！」と

いまだに言う無知識な市民の方もいます。

そのくらいはいいだろう。

そうした考え方は実に良くない。

正直者が馬鹿をみる・・・。

そんな大人の背中を子どもたちはじっと見ています。